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ミステリーを主にさまざま文学作品をご紹介していきます

脳を鍛えるには運動しかない書評を書いているので

運動は誰もが知っている最強の健康法の一つです。

しかし、健康に気をつけていたとしてもついつい自分を甘やかしてサボりがちになってしまいます。

さらに長期にわたって定期的な運動を継続することは非常に難しいことです。

そこで今回は運動のモチベーションが上がらないときにぜひ読んでほしい1冊を紹介します。

本のタイトル
脳を鍛えるのには運動しかない!

運動をすることで、脳を構成する神経細胞であるニューロンニューロン同士をつなげるシナプスと呼ばれる細胞が増えるのです。

また、脳の成長を促す栄養因子もたくさん脳に供給されます。それによって、

学習能力記憶力感情のコントロール高度な思考これらの能力を高めてくれます。

なおなお
学生のときに成績上位の人は運動部の人が多かったのですが、もしかしてこのことが原因だったのかもしれません。部活を引退して急に成績が伸びたサッカー部や野球部の友人がいたのですが、その理由がなんとなく納得できました。
なので、学校の成績や仕事のパフォーマンスを高めたい人ほど運動しなければならないのです。

定期的な運動をすることで学習能力を高めることができる

ストレスやうつ、不安にも強くなれる
運動を継続することでストレスに強くなったり、感情をコントロールできるようになることで、

うつ症状不安障害依存症これらの症状を克服できる可能性があります。

なんと運動は精神安定剤と同等の効果があるのではないかと言われていて、上記の症状を抱えている人たちに運動をさせると症状が軽くなることが多いのです。

なおなお
だからといって薬は必要ないというわけではありません。本書では薬によって症状を抑え、運動によって症状の根本原因を攻撃することができるので両方とも大切だと説明しています。
私もうつ病にかかっていたことがありますが、薬だけでなく早寝早起きといった規則正しい生活習慣や定期的な運動をすすめられました。

ここまで見てきて、運動は体型だけでなくさまざまなメリットがあることがわかりました。

それでは、具体的にどのような運動法が効果的なのでしょうか?

運動には精神安定剤ほどの精神を落ち着かせる効果もある

運動は強度よりも継続することが大切

運動の強度を低強度・中強度・高強度に分けたときに、やはり高強度の方が脳に与える効果は高くなることがわかっています。

しかし、強度よりも大切なことは定期的な運動を継続することだと思います。

多くの人は運動のメリットを知ると、効果を最大限に引き出すためにきついトレーニングからスタートしてしまいます。

残念ながらこのようなやり方だと多くの人はすぐに挫折してしまいます。

なので、自分のレベルに合わせて無理なく続けることが大切です。

なおなお
たとえ低強度のウォーキングであっても普段全く運動しない人に比べるとかなり脳機能に差が出てきます。
最初は散歩から始めたり、自分がやってみたいスポーツの教室に通うことから始めれると良いでしょう。

さらにいっしょに運動をする仲間がいるとより運動が楽しくなり、継続しやすくなります。

そして体力がついてきたら徐々にレベルを上げていけば良いのです。

なおなお
私も運動は散歩から始めて、いまはジョギングとインターバルトレーニングをしています。ちなみにもともと散歩が好きということもあるのですがジョギングを始めるまでに2年ほどかかりました…
私はもともと走ることが嫌いであえて避けてきたということもありますが、実際にジョギングやランニングをすると頭がすっきりしますし、その後の読書や仕事がはかどります。

まずは無理のない範囲から運動を始めよう!
ちょっとした運動でも効果はあります
まとめ 運動がめんどうになったときに読みたい1冊

ここまで運動のメリットを見てきましたが、本書を読んでいると体を動かしたくて我慢できなくなります。

「運動でこんなに効果があるの?」と思う方もいると思いますが、明らかに運動をするとそのほかのパフォーマンスも高まっていることが自覚できるでしょう。

定期的に運動することが何より大切ですが、運動に対するモチベーションを高めたいときは本書を何度も読み直したいと思います。

みなさんも本書を読んで運動を始め、充実した毎日を手に入れましょう。

ということで今回は以上になります。

それでは、また!