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終わり方まで完璧な「コードギアス映画版」あらすじなどを解説!!

コードギアス映画版」は、2017年から2018年にかけて公開された劇場総集編三部作と、2019年に公開された完全新作劇場版の総称です。作者は谷口悟朗で、角川書店月刊ニュータイプに連載されました。全4話です。

劇場総集編三部作は、2006年から2008年にかけて放送されたテレビアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」と「コードギアス 反逆のルルーシュR2」の内容を再構成したもので、一部の展開や設定が変更されています。完全新作劇場版は、劇場総集編三部作の続編として、テレビアニメの結末から2年後の世界を描いています。

あらすじは、神聖ブリタニア帝国に反逆した少年ルルーシュが、ギアスと呼ばれる特殊な力を使って、仮面の男・ゼロとして世界を変えようとする物語です。ルルーシュは、ブリタニア帝国の第11皇子でありながら、母親の死の真相を探るために帝国に反旗を翻します。彼は、日本を占領下に置いたブリタニア帝国に抵抗する日本人たちを率いて「黒の騎士団」を結成し、ブリタニアの皇族や軍人と激しく対立していきます。その中には、ルルーシュの幼なじみでありながらブリタニア軍に所属する枢木スザクや、平和を望む皇女ユーフェミア、ナナリーなど、ルルーシュと深い関係にある人物も多くいます。ルルーシュは、自分の目的のためには手段を選ばず、時には仲間や敵をも犠牲にすることもあります。しかし、彼は最後には自らの命を賭して、世界に平和をもたらすという壮大な計画を実行します。その計画の名は「ゼロ・レクイエム」です。

完全新作劇場版は、ゼロ・レクイエムから2年後の世界を舞台にしています。ルルーシュは死んだと思われていましたが、実はC.C.の力によって生き延びていました。彼は、ゼロとして世界を変えた後、自分の存在意義を見失っていました。そんな彼の前に、ゼロとしてのスザクが現れます。スザクは、ルルーシュの妹であるナナリーが、謎のナイトメアフレームに攫われたと告げます。ルルーシュは、ナナリーを救うために、再びギアスとナイトメアフレームを駆使して戦いに身を投じます。その戦いの中で、ルルーシュは、自分の生きる意味や、ギアスの秘密に迫っていきます。